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小林よしのり
2021.8.15 13:57日々の出来事

ワクチンは全体のために打つものではない!

ワクチンは「全体」のために打つものではない。
「人のために」打つものではない。
人体実験に自ら参加して人を安心させるためと
いう理屈は欺瞞である。
欺瞞こそが「全体主義」の土壌となる。

ワクチンは「社会防衛」のために打つものではない。
ワクチンは「個人」の健康のためにメリットがあると
判断したら打ってもいいものであり、リスクとメリットは、
あくまでも「個人」の選択で決定するべきものである。

最近、医者や専門家や知識人も、普段は全体主義
を批難しているくせに、コロナとなると個人主義を
否定して、社会のためにワクチンを打つべきと言い
始める。。
コロナとなると個人主義をエゴイズムだと批判する
風潮がある。

日本人は「個人主義」と「エゴイズム」の違いが分から
ないから、容易に「全体主義」に巻き込まれるのである。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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